2013年06月30日

退院当日☆

6月29日(土) 入院31日目


夜中1時半に目が覚めたが、
何とか二度寝に成功。
5時まで寝ることが出来た。
長い一日になりそうなのでホッとした。
だいぶ筋肉が戻ったのだろう、
寝返りや起き上がりのとき首に痛みを感じることはなくなった。
朝食後、朝一番でシャワーを使わせてもらった。
昨日から少しずつ荷物をまとめ始め、
あとは妻の到着を待つのみ。

時間があったので日記を読み返してみた。
途中無呼吸騒動があったものの、
喉の腫れが引いてからはとても順調。
しかし、それまでは予想をはるかに越える地獄の苦しみを味わった。

医師が、若い患者だからここまでの大きな手術が出来た、と言っていた。
自分も大いに共感。

このような手術は、たとえ一年でも一ヶ月でも若い年齢のうちに行った方が良い。
絶対にそう思う。
なので逆に前回の手術から4年半しか経っていないとしても、
この時期に再手術の運びとなったのはある意味ラッキーなのかもしれないとも思う。
あと5年後、50歳になって同じ手術を乗り切る体力があるかと言われるとその自信は全く無い。
短い期間だったけど、それほど過酷だったということ。

もし仮に、目の前に1,000万円積まれて、
再度同じ手術をしてください、と言われても断る、たぶん。
ただ、乗り越えたことによる未来が待っていることも確かだ。
でも、もう手術は嫌だ。

傷口はだいぶキレイになった。



退院当日☆

左脚

退院当日☆

妻が到着し、荷物のチェックを済ませる。

最後に一番世話になった看護師さんに挨拶。
ずいぶんしっかりしているのに、
まだ二年目に入ったばかりだと言う。
これからもっともっと腕を磨いて立派な看護師になってください。
エレベーターの扉が閉まるまで、
みんなに見送ってもらった。

会計にて手続きをし、ようやく外に出た。
一ヶ月ぶりの外の空気を吸った。

東京駅に移動し、退院後 最初のランチ。
東京駅なのに仙台牛タン 利久。

退院当日☆

久しぶりの肉。とても食べ応えがあった。
美味しかった。

次に友人にお見舞のお返しにとお土産屋巡り。

次に子どもたちへのお土産探しに東京キャラクターストリートへ。

脚が棒になるくらいあるいたので、
しばしドトールで休憩。
その後、予定より早めの新幹線に乗り込んだ。
新幹線の中で競馬中継を観た。
馬券が面白いように当たりまくっていた。
JRAから退院祝いをたっぷりともらった。

地元の駅に降り立つと、
空気がひんやりしていて、しかも人が少ない。
帰ってきたんだと、実感がじわじわと湧いてくる。

子どもを預けている実家へ向かう。

玄関手前の階段でよろけて
危うくひっくり返りそうになったところを
慌てて妻が支えてくれた。
考えてみたら、病院内でも東京駅でも階段を使っていなかったので、
手術後初めての階段だった。
一段目を手術した左脚から上ろうとしたのがそもそもの間違い。
アクシデントにならずにホッとしたと同時に、
自分の衰え具合を目の当たりにしてとてもショックを受けた。

夕食をご馳走になり、
ついでに一ヶ月半ぶりにビールも。

退院当日☆

さすがに小さいグラス2杯でギブアップ。

自宅に帰ると、けんけん(犬)が大喜びで出迎えてくれた。
忘れられていなかったらしい。

子どもたちにお土産を渡す。
大喜びだった。

退院当日☆

すると娘さんから手紙をもらった。

退院当日☆

ありがとう。

荷物の片付けを済ませ、
入院中にAmazonで買っておいた座椅子を組み立てた。

退院当日☆

仕事復帰まで一ヶ月半の間
ここが自分の定位置となる。

入浴前に体重計に乗ってみた。
入院前の5月28日では、体重76.6kg 体脂肪率21.5%
退院後の6月29日では、体重72.4kg 体脂肪率15.5%
いかに病院食の効果があったかが一目で解る。

久しぶりに日付が替わるくらいまで夜更かしし、
ベッドに入る。
さすがに安らげる。
ものの3分で眠りに入る。

明け方 寝ぼけた息子にアゴを蹴飛ばされ目が覚める。
装具を着けていなければoutだった。
この先も安心出来ないと身をもって知った。

ということで、
これから盆休み明けまで自宅療養となる。
体力が ガタ落ちしていることは充分にわかった。
しっかり食べて、しっかり筋力を付けて、
しっかり動けるよう、焦らず少しずつ頑張っていくことにしよう。


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Posted by けんけん☆ at 20:00│Comments(10)再手術
この記事へのコメント
おかえりなさい。
Posted by satoru at 2013年06月30日 20:22
退院おめでとうございます。
20年前の父の入院は3ヶ月でしたので、すごく短期間に感じます。
術式も年齢も違いますから、一概には言えませんが…
しっかり歩いて帰られたようなので、すごいなぁ~と感心しました。
それにしても、お子さんの寝相には要注意ですね!!

けんけんさんのブログには、すごく勇気をもらいました。
ありがとうございます。
しばらくゆっくり休まれて、お仕事に復帰して下さいませ。
Posted by いぷぅ。 at 2013年06月30日 20:33
退院おめでとうございます!

やっぱり、家が一番ですよね。
Posted by あみ at 2013年07月01日 07:17
退院おめでとうございます。
これからですね。頑張って下さい。
Posted by 清原もどき at 2013年07月01日 08:24
退院おめでとうございます(^-^)/ゆっくりおうちでくつろげる事は何よりですね。私は、退院とどうじに、主人の家に同居することになりまだまだ慣れません。一度、仕事に復帰しましたが、術後の背中の腫れが同じ姿勢を長くするため、いっぱいになり先日退職しました。でも、歩けてるだけでも有難いと思いながら、その日その日をまえみるだけです!
Posted by ゆうちん at 2013年07月01日 15:55
satoru さま☆

ただいまー
ご無沙汰しております。
Posted by けんけん☆けんけん☆ at 2013年07月02日 09:11
いぷぅ。 さま☆

ありがとうございます。
ここ数年でも、麻酔や術式などかなりの医学の進歩があると医師たちも言ってました。
帰りは自力で歩いて新幹線に乗り、帰って来ましたよ。
東京駅では、グランスタでのランチに30分以上並び、
お土産を買うのに、お土産プラザや大丸や東京キャラクターストリートなどを歩き回りました。
子どもの寝相は想定外でした。
装具が無かったらKOされてました(^^;
Posted by けんけん☆けんけん☆ at 2013年07月02日 09:19
あみ さま☆

ありがとうございます。
やっぱり自宅が最高です☆
Posted by けんけん☆けんけん☆ at 2013年07月02日 09:20
清原もどき さま☆

アクシデントが無いよう、のんびりゴロゴロしています(^^;
Posted by けんけん☆けんけん☆ at 2013年07月02日 09:22
ゆうちん さま☆

ありがとうございます。
環境まで替わってしまうと大変ですね。
仕事復帰、無理でしたか。。。
自分の場合、会社が理解してくれているのでまだ良いのですが、
どこまで復帰出来るのか、何の保証も無いので不安はあります。
Posted by けんけん☆けんけん☆ at 2013年07月02日 09:25
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