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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2008年09月14日

白い巨塔(初)番外編☆

診察を終えたのが 13時半。

昼食をとるタイミングを逃したまま
電車を乗り継ぎ 代々木上原へ。


3年間アルバイトをした居酒屋さんのマスターに会ってきた。


マスターは数年前に喉頭がんを患い 声を失っている。

昨年の春に仕事も引退した。

昨年 お店を閉める数日前に
何とか飲みに行くことが出来、最後の勇姿を拝見することが出来た。



お店があった場所のすぐ近くにマスターの自宅がある。

奥さんも含め3人で
昔を懐かしみお互いの病気についても語り合った。


おまけにお昼ごはんも頂くわ
映画のDVDも何本か頂くわで・・・

本当にお世話になりました。



次は代々木上原を出て新宿へ。


いろんな店を覗いた後
紀伊国屋書店で探していた本をGET。


新宿を出た後は
学生時代に何度か飲んだことのある
有楽町のガード下のお店へ。



雰囲気も味も当時と変わっていなかった。

滞在時間30分で たらふく飲んで食った。



帰りの新幹線でも
目的を無事にクリアしたという充実感に浸りながら
缶ビールを空けた。




ということで
今回で第2部終了☆

次回から第3部『手術に向けて』

いよいよリアルタイムに追いつきます。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月13日

白い巨塔(初)Part.3☆

話をしていて
この医師なら信頼出来ると感じた。


思いきって
疑問に思っていた『手術のタイミング』について聞いてみた。


H医師いわく…


症状が進んで
どうしようもなくなってから手術をしても
回復は見込めないし、手術をする意味がありません。


かと言って
手術をする部位は非常にデリケートな箇所なので
今の症状と手術のリスクとを天秤にかけると
今すぐに手術をするというのはどうかと…


ただ、画像を見てわかるように
いい感じ(?)に狭くなってきて脊髄が圧迫されています。


おそらく現在は
発症から手術のタイミングまでの
ちょうど中間くらいに位置していると思われます。


なので、2ヶ月後にCTを撮影して進行状況を確認してみましょう。


それまでは
今までと同様に地元の病院で
薬を処方してもらって下さい…


…読みは正しかった。


あのまま
石になるのを待っていたら
手遅れになったかもしれない。

道を切り開いて
また一つ前に進み出せた。


それと…

再検査と薬の処方の話。。。


…ということは
メインになる病院はココになるということか。。。

…となると
手術を受けるのもココということに?


この疑問は、
数日後
地元のO総合病院での診察を受けた時に解消することになる。


ここまで藁をもすがる思いで
探し求めてきて
ようやく道が見えてきた。

あとは流れのゆくままに
身を任せるのも一つの手だと思った。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月12日

白い巨塔(初)Part.2☆

ノックをして診察室に入る。


H医師とまだ若い助手
看護士の三名が待機していた。
H医師はおそらく50歳前後と思われる。

複数置いてあるモニターを冷静な面もちで眺めていた。

そこには、持参した画像と
先ほど撮影したレントゲン写真が全て取り込まれていた。


挨拶の後
寿司屋の大将の話を持ち出すと
すぐにH医師の表情は和らいだ。


新幹線の中でまとめた紙を見ながら
経緯と症状を説明した

…が、O総合病院のT医師からの情報提供が既に行われていた。

『連携している』ということを改めて実感した。


次に反射のテストをした。

指先に反射障害が出ているようだ。


次にO総合病院と同様に
頚椎の模型を使用しての説明を受けた。


2番から7番までという広い範囲で骨化が見られる。

…ということは
頚椎のほとんどで骨化が起きている。。。


特に5番付近で狭窄しているとのこと。


首を後ろに反らすのは絶対にNG。

出来るだけネックカラーを装着して
首の動きを制限してくださいとのこと。

他にも日常生活においての注意点についての説明を受けた。



その後いよいよ
抱えていた『疑問』について質問をする…

今回の診察の核心に触れる時がきた。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月11日

白い巨塔(初)Part.1☆

妻と娘に駅まで送ってもらい

画像データを抱えて
早朝新幹線に乗り込む。

さっそく
医師に伝えなくてならない
今までの経緯と症状を
紙に書いてまとめ上げた。


東京に到着後は
山手線に乗り換えて五反田へ。
学生時代以来の
超満員ラッシュ。


片方の腕で荷物を抱えて
もう片方で吊革を握る。

どちらにしても
力の入らない左腕にはきつい。

五反田に到着後は
東急池上線で旗の台へ。


駅を出てすぐに
高くそびえ立つまさしく『白い巨塔』が
目に飛び込んできた。


9時半に病院に無事到着。


中に入ってみると
キレイで設備が整っていて
医療の最先端にあたっているというのが
すぐに感じ取れた。


こんなスゴい病院で
治療を続けられたら
きっと良くなるんだろうなぁ…なんて思ったりもした。


受付を済ませ
データを提出する。


かなりの人数が
待合いロビーで待機していた。

予約が一杯だったので今回はぶっつけ


待たされるのは覚悟していた。

小説を持ってきて正解。


待つこと2時間

名前が呼ばれ
若手の医師から問診を受けた。

それでもまだ診察までには時間があるということで
その間にレントゲンを撮ることになった。


撮影が終わり
さらに待つこと2時間。


ようやく診察室へ入ることが出来た。


  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月10日

難病相談支援センター☆

いろいろと調べてくれていた妻が
市の保健所に設置されている
『難病相談支援センター』へ赴いた。

窓口の担当者と話をし
公費補助の申請書をもらい
その説明を受けてきた。




本来なら
私も行って話をするべき、と迷っていたが…

しかし
妻によると
名目上は支援センターとなっているが、
保健所の職員が兼任しているというような印象で
特に病気についての詳しい相談を受けている訳では無さそう、
とのことだった。

ただ単に書類申請窓口という意味合いでしかないのだろうか。

もしかすると、
詳しい相談を受けてくれる担当者が
他にいるのかもしれないが…

それ以降も現在に至るまで
私はこの場所に一度も足を運んではいない。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(2)診断後

2008年09月08日

OPLLクラブ☆

とにかく
実際にこの病気と闘っている方の話を聞いてみたい。

ということで

診断の前後から読み始めていたブログ
『OPLLクラブ』のT代表へメールを送ってみた。


…『OPLLクラブ』については
(PCからの)TOP画面左側の「お気に入り」でリンクしています。




病状・経緯をかいつまんで書いてみた。

すると、すぐに返事をお送りいただいた。


この病気の患者は
50代もしくは60代以上がほとんどで
30代というのは
本当に珍しいとのこと。


病状などの情報をどんどん交換していきましょう、

それと私が送ったメール文を自身のブログに載せて紹介したいとのお話をいただいた。


私はありがたくお受けした。


T代表いわく
回復力の面からも ぜひとも早期の手術を試みるべきだとの
アドバイスをいただいた。

高齢になり
体力や再生力に衰えが出る前に早期に手術をすることによって
より回復する見込みが大きくなるだろう、という意見だった。


寿司屋の大将と全く同じ意見。


私も この意見について同感だった。


でもO総合病院のT医師の意見とは異なる。


まだ治療法が確立されていないという現状をあらためて実感した。




T代表はこうも書いていた。

『ここ当分の過ごし方や手当てが これからの健康を大きく左右するでしょう』 と。。。



それはそれは 経験者からの非常に重い言葉だった。。。



*********************************



私が送ったメールが
物書きのプロであるT代表に
若干手を加えていただいて
本日から掲載されています。

ありがとうございます。

これからもこのような情報を
たくさん公開し合って
同じ症状で悩んでいる
数多くの患者さんたちのお役に立てれば幸いです。



*********************************


OPLLクラブ(後縦靱帯骨化症患者ネットワーク)
 
http://opll.nssk.net/

代表:TOUTAKE氏  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(5)診断後

2008年09月07日

スポーツジムのゆかいな仲間たち☆

6月末で

7年半通ったスポーツジムを退会した。



ここでは たくさんの友と巡り会えた。


妻と知り合ったのもここ。




こんなウェアを着て

スタジオレッスンや

筋トレ

走り込みをしていた。



イントラさんや会員さんたちと
飲み会をすること数知れず。

そのほとんどで幹事を務めてた。



3月末には

みんなで仮装しながらのスタジオレッスン。

この時も言い出しっぺだった。



みんなと走った最後の市民マラソンも忘れない。



まさか 2ヶ月も経たないうちに

このようになるとは…




…いや

もしかしたら

自分のどこかで 予感していたのかも。。。



楽しい思い出をありがとう。



いつの日か

復帰出来ることを夢見て

闘っていきます。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月06日

一筋の光☆

以前から妻と話をしていた『セカンドオピニオン』

しかしいざ実際にとなると
どこを選んで良いものかと…考えていたが
思わぬつながりでその光が見えた。


さっそくO総合病院に向かった。

予約を入れていなかったが
思ったより早く順番が回ってきた。


事情を話すと…

T医師の表情が少しひきつったように見えた。

予想はしていたが
やはり医師としては あまり良い気はしないのだろう。

でもそれは一瞬だけで
すぐに理解をしていただけた。

やはりS大学病院とは提携していたようで
その場ですぐに紹介状を書いていただいた。

その上 S大学病院へ連絡をとり
予約状況の確認などをしていただいた。


T医師いわく、
どうやらS大学病院のH医師が
たまたま翌日にO総合病院に訪れる予定だという。

なのでT医師からH医師へ
病状などの概要を説明しておきますとのこと。



迅速な行動と幸運により
一筋の光が見えた。



レントゲン・MRIのデータだけでは少ないかも…

ということで
急きょCTを撮影した。


すべての画像のコピーを抱え
O総合病院を後にした。


その一週間後に
東京の『白い巨塔』を訪れることになった。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(4)診断後

2008年09月05日

思わぬ展開へ☆

先日の記事でも紹介した『寿司屋の大将』と ようやく連絡が取れた。

電話の声は
お店で見せていたようなピリピリしたような雰囲気を
微塵も感じさせないほど柔らかい。

同じ苦しみを味わっているということで
話しているうちに お互いに親近感が沸いてきたようだ。

大将は この病気と20年以上付き合っているベテラン。

手術も3回していて
首の後ろ側の骨がもうほとんど無いという。

最初の手術の頃 
日本の医学は この病気に関してまだ全くの手探りの状態だったらしい。

手術をしたのが かなり進行した後だったということで
早期の、しかも回復力のある若いうちに手術をすることを
大将は私に強く勧めてきた。

執刀した医師はかなりの腕利きで
とても信頼できる方だという。

この医師の手術のおかげで
仕事もここまで続けられたとのこと。

医師は、お店に足を運んでくれたこともあるという。



前回の診察で大きな疑問を抱えていた私には
とても魅力的な話だった。



大将が手術をしたのは東京旗の台にあるS大学病院。


H医師は毎週木曜日に外来を担当している。


しかも私が通っているO総合病院とそのS大学病院とは提携しているはずで、
S大学出身の医師がたくさんいるらしいとのこと。


なので紹介状はすぐもらえるのではないか、と言う。





光が見えた。





丁重にお礼を申し上げ電話を切り、妻と話をするため自宅へ向かう。

事情を説明すると、妻もちょうど『セカンドオピニオン』を考えていたらしい。


その日はちょうど
かかりつけのO総合病院のT医師が
外来を担当している。。。


思いったったが吉日!


さっそくO総合病院へ向かった。
  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月04日

投薬歴 2☆

この3回目の診察時に処方された薬は次の通り。





(継続)
アンプラーグ錠100mg 1日3回 毎食後服用

効能:血の流れを良くする薬です

注意事項:飲み合わせに注意が必要な薬があります。
       他の医療機関で診察を受けたり、薬局で薬を購入する際には、
       この文書を見せてください。
       また、けが等で出血している方や出血しやすい方は、医師に申し出てください。

       発疹・かゆみ等の過敏症状や、気になる症状が現れた時には服用を中止し、
       医師か薬剤師に相談して下さい。




(新規)
ミオナール錠50mg 1日3回 毎食後服用

効能:筋肉のこわばりを和らげる・筋肉の痛みを和らげる薬

注意事項:飲み合わせに注意が必要な薬があります。
       他の医療機関で診察を受けたり、薬局で薬を購入する際には、
       この文書を見せてください。

       発疹・かゆみ等の過敏症状や、気になる症状が現れた時は服用を中止し、
       医師か薬剤師に相談して下さい。

       持病、アレルギー体質、現在服用中の薬の有無等は、前もって医師や薬剤師に
       申し出て下さい。




(新規)
メチコバール錠 500マイクログラム 1日3回 毎食後服用

効能:ビタミンB12を補う薬です。末梢神経の炎症を抑える薬

注意事項: 発疹・かゆみ(0.1%未満)等の過敏症状が現れた時は服用を中止し、
       医師か薬剤師に相談して下さい。

       光の当たらない涼しい所に、湿気を避けて保管して下さい。




(新規)
ソランタール錠 100mg 疼痛時 6時間以上あけて

効能:炎症や痛みを抑える薬です

注意事項: 発疹・かゆみ等の過敏症状、呼吸困難などが現れた時は服用を中止し、
       医師か薬剤師に相談して下さい。

       車の運転や危険を伴う作業は避けて下さい。
       また、薬の作用が強く出ることがありますので、飲酒は控えて下さい。




(新規)
セルベックスカプセル50mg 疼痛時 6時間以上あけて

効能:胃の粘膜を保護する薬です

注意事項: 発疹・かゆみ等の過敏症状や、気になる症状が現れた時は服用を中止し、
       医師か薬剤師に相談して下さい。

       


一気に薬の数が増えた。

これらすべて一か月分ずつ処方されたため
薬代だけで6,000円を超えた。。。

  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月03日

大いなる疑問☆

前回の診察から三週間後の6月26日

3回目の診察のため
いつものO総合病院へ。


診断を受けた前回…
あまりに動揺したために
聞きたいことの半分も質問出来ない私に
業を煮やした妻が
仕事を抜け出して付いてきてくれた。

そう…
…まるで保護者同伴。。。



この時も改めて
頚椎の模型とMRIの画像を使って
病状の説明をしてもらった。

その後
前回聞けなかったことや
自分なりに調べた上での疑問点などを
妻と一緒に先生に質問をしてみた。


その中で特に気になったのが
『手術のタイミング』についてであった。


いろいろ調べていく中で
賛否両論分かれるのが
この『手術』のタイミングだ。


さまざまな神経の束が通っているため
頚椎の手術というものは
想像をはるかに超えるリスクが伴うとのこと。

…この点については
本やインターネットで調べていくうちに理解出来ていた。


今の病状をみる限りまだ症状は軽い。
なので、手術をすることによって残ると考えられる後遺症や万が一の事故と
手術の効果とを比べると
今すぐ手術をすることは
とても勧められない。

それどころか
手術は、病状が進行して
どうしようもなくなった上での
最終の手段として初めて
考えて欲しいとのことだった。


…どうしようもなくなってから?


ここで
大きな疑問が湧き上がった。


どうしようもなくなる…とはどういう状況なのか。

そのような状況になるまで
麻痺した神経を放置して良いのだろうか。

第一それほどまでに悪化した状態から
一体どれだけの効果が得られるのだろうか。


長い時間を費やして
自分なりに調べたからこそ
これらの疑問を抱くことが出来たのだと思う。

医師の判断とは別に
自分なりに調べたり行動したことは
決してムダではなかったし、
自分の運命を変えることが出来たのだ、と・・・

今でも確信している。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月02日

人脈☆

本日9月2日

医師から診断を受けた。

なんとなく予想はしていたが、いざ実際に聞いてみると
やはり衝撃的だった。


一日でも早くリアルタイムに追いつかないと。。。


なのでペースを上げて
先を急ぎます。


※※※※※※※※※※※※※※


勤務先で ボス&部長と病状について話していたところ、

部長が何かを思い出したように…


『あれ?そういえば…』


部長は、
現在のボスの先代(現会長)からこの会社にいる大ベテラン。

その部長が接待だけでなく
プライベートでも頻繁に通っていた寿司屋が会社近くにある。

私たち家族も
昨年の大晦日の晩に
食べに行ったのだが、
ネタといい大将&女将さんの器量といい…
この界隈では評判のお店である。


その店の大将は、
正確にはわからないが
おそらく70歳前後だと思われる。


残念なことに…
大将はご高齢により引退ということで
今年の4月にお店を閉めた。


お店の最終日
名残を惜しむ常連さんたちで
超満席で多忙だったにもかかわらず、
少々無理を言って
特上の持ち帰りをお願いした。

思い出に残る寿司となった。



話を戻すと…

部長によると
この大将は病気を患っていた。
単に高齢というだけでなく
手のしびれ・痛みにも悩まされていた、というのが引退する理由らしい。


たしか手術を3回行っているはずだ…と言う。


その上、何と
私の話す病名と
同じだったと思う、とのことだった。




携帯の連絡先を知っているので
一度コンタクトを取ってみよう、ということになった。



思わぬところで
思わぬ人脈が出来た。


この接点が私の今後を大きく左右することになろうとは、
予想だにしなかった。


この続きは
数話を挟んだ後日にお送りします。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年09月01日

同級生を探し出せ!Part.6☆

折り返し電話を待つこと一週間。

そろそろかなと思い
携帯を風呂場の入り口に置いて
いつでも電話に出られるようにしていたら
・・・コールが鳴った。


予感的中ー!

ズバリ Jからの電話だった。


電話の声は二十数年という時間を感じさせないくらい
昔と変わらず懐かしい。

でも話しの口調は
さすが外科医を思い浮かべさせるものだった。


しかし
Jの専門は消化器外科…

この病気は
整形外科の分野の中でも脊椎外科という
より専門的なものに分類されるらしい。


たしかに学校では習ったことがあるが、
かなりの知識がないと
状況判断をするのは難しいとのこと。


Jは伝言を聞いてからの一週間、
面識のあるH大学の教授に会う機会があり
調査研究中であるこの病気について
いろいろと聞いてくれていたらしい。



結論をいうと…


しばらく上手に付き合っていくしかない。


しかし、進行してきたり
手術をするとなれば
有識者へ再度コンタクトを取るので
随時連絡が欲しいとのことだった。



明らかな成果とまではいかなかったけど…

心配し協力してくれた同級生たちの存在は
ものすごく心強いと感じた。


心より感謝いたします。

ありがとうございました。




数日後

勤務先でこの病気について
ボス&部長と三人で話していた時のこと…

『あれ? そういえば…』と部長。



…この直後

私の運命を左右すると言っても過言ではないくらいの

思わぬ展開が待ち受けていた。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年08月30日

同級生を探し出せ!Part.5☆

心当たりのある同級生に聞いて回っても
外科医Jの連絡先はわからなかった。


…もう直接親御さんに聞くしかない。


Jの実家は地元I市の駅前に古くからある酒屋さん。

でもこの御時世
簡単に教えてくれるだろうか。。。


もうこうなったら行動あるのみ!


思い切って
I市に向かってみた。


菓子折りを持って訪問すると
まだ現役で頑張っていた親父さんが出てきた。

事情を一通り説明すると
快く応じてくれた。


どうやらJは

地元I市の総合病院にいた後

仙台にあるT大学の大学院に通っていたらしい。


卒業後は
青森のH市立総合病院に赴任して
消化器外科で勤務する傍ら
乳がんについて研究を続けているようだった。


深刻な医師不足により
勤労状況は過酷らしい。


帰ってきた夜に
Jの自宅に早速電話を入れてみた。


奥さんに話を伺ったところ
帰りは毎日深夜であるとのこと。

一通り状況を説明した。

奥さんは聞いていて心地よい京都弁だった。

おそらく京都の大学に通っていた頃に知り合ったのだろう。


後日改めて本人から電話をいただくことになった。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年08月29日

同級生を探し出せ!Part.4☆

程なくして
東京の友人Mから連絡が入った。

先日一緒に飲んだ医師と
この病気について話してくれたようだ。


専門は内科だったが
最近見つかった新しい難病ということで
簡単にだが学校で学んでいたらしい。


話をまとめると…
即手術が必要という病気ではないにしろ、
日常生活には様々な支障をきたしたり
細心の注意を払わなければならない面倒な病気だということ。

痛みやしびれに対しては、
うまく付き合っていくしかないのではないか…とのこと。


決定的な治療法は無く
手術も高い技術が要求される。

今なお調査研究中ということで、
医師によって見解は様々…という状況のようだ。

故に特定疾患に指定されているとのこと。


専門外ということを加味しても、
第三者的な医師による
厄介な病気であるという意見を聞いて
より一層自分の中で深刻さが増してきた。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年08月28日

同級生を探し出せ!Part.3☆

なかなか先が見えない同級生探し。


次に連絡を取ったのは

小・中と同じ学校だったA子さん。


私が昨年秋まで勤めていた会社の隣は内科・小児科医院。


院長はA子さんの兄貴。

その病院の敷地内にある調剤薬局に彼女は勤めていた。

薬剤師になったとの話は聞いていたけど…



A子さんとは
育った故郷へ転勤した3年前に
偶然再会した。


彼女は小学校3年のときに同じクラスになった転校生。



私の初恋の相手だった。



業界のことは詳しそうだったので

藁にもすがる思いで連絡をとってみたが

…やっぱり外科医Jの連絡先はわからないとのこと。


彼女とコンタクトを取ったのは実に25年ぶり。

にもかかわらず
親切にも出入りしている薬の問屋さんへ相談してくれたり、
いろいろ調べてもらったり

心配していただいた。


感謝の気持ちでいっぱいになった。


と同時に
改めてこの病気の深刻さ・怖さを感じた。



その彼女がFAXしてくれた
研究調査班リスト☆




後から気がついたけど
同様のものがガイドブックの巻末に載っていた。

それほど重要な資料ということだ。


本当にありがたかった。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年08月27日

同級生を探し出せ!Part.2☆

同級生の外科医Jを探せ!大作戦開始☆


まずは中学・高校と私&外科医Jと
一緒につるんでいた友人Mへ連絡がとれた。


Mは大工の一人息子。

今でも親同士での交流があり
高校時代の親友でもあった。


Mは東京六大学の某大学を卒業し、東京の大手不動産管理会社へ就職。

その数年後に退社して経理専門学校へ通う。

勉強を始めて1年で
公認会計士試験に合格。

後に東京の大手会計監査会社へ再就職。

数年後海外赴任となっていた。

大学で会計学を専攻していた私よりも
はるかにその手のスペシャリストになっていた。



Mは、ちょうど先日インドネシアの出向先から
東京へ戻ってきたばかり…


海外で勤務していた数年の間
Jとの連絡をとっていなかったので連絡先は知らないとのこと。。。

でも、近日中に取引先の医師と飲む機会があるとのこと。


前日撮ったMRIのデータを
その医師に見てもらおうという提案を受け
早速スキャンしてMに送ってみた。


次に以前勤めていた会社の取引先に勤めている
中学の同級生Kへ連絡してみた。
彼はずっと地元に残っているので
その手の情報には強いかもしれない。

Kとは半年前まで
よく飲みに行ったものだ。

Kは私が通っていた飲み屋のマスターと高校時代悪友だったらしい。

思わぬところでつながっていた。

でも

Kは外科医Jの連絡先は知らないとのことだった。。。




22年という月日はあまりにも長すぎた。


なかなかそう巧くはいかないものだ。。。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(6)診断後

2008年08月26日

同級生を探し出せ!Part.1☆

『ガイドブック』を入手して
必死になって読みまくったけど。。。

やはりガイドブックはガイドブック。

実際の患者さんの声は載っていない。

…みんなどんなふうに闘っているんだろう。


それと…
建て前とかじゃなくて
実際の医師の声って
本当にこのガイドブックの通りなんだろうか。。。


何かまだまだ情報が欲しいなぁ。



……んっ!



そういえば。。。


思い出したーーーっ!



幼稚園、中学、高校と一緒だった同級生が
外科医だったー!



でも高校を卒業してから21年…
全然連絡を取ってないしな。。。

地元のI市立総合病院にいたまではわかってるけど…

今はどこの病院にいるんだろう。。。


とりあえず同級生に聞きまくろう!  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年08月24日

ガイドブック☆

診断を終えて・・・

落ち込む暇もなく 新たなる闘いが始まった。

とにかくこの病気に関する情報が欲しい。


まずは図書館へ。

病名がメジャーではないため
分厚い医学書でさえも なかなか大きくは取り上げられていない。

しかも簡単な説明だけで
原因・治療法はほとんど載ってない。



次に市内でも大型の本屋さんへ。

家庭の医学のコーナーに置いてある本には
ほとんどといって良いほど載っていない。


あきらめかけて
一番奥の隅に位置する医学専門書コーナーへ。


あっ! ありました!



これこれ!

『患者さんのための 頚椎後縦靱帯骨化症ガイドライン』

編集には この病気を調査研究しているTOPと
厚生労働省が携わっています。



症状や現在有効とされている治療法、
手術についてや民間療法の是非、
調査研究班のリストに至るまで
かなり細かいことまで大変わかりやすく書かれています。


この病気の患者さんには
必ず一度は目を通していただきたい オススメの一冊です。


  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後

2008年08月23日

投薬歴 1☆

同じく 診断日の6月5日

薬を処方してもらった。

薬の説明書には次のようなことが書かれている。



アンプラーグ錠100mg 1日3回 毎食後服用

効能:血の流れを良くする薬です

注意事項:飲み合わせに注意が必要な薬があります。
       他の医療機関で診察を受けたり、薬局で薬を購入する際には、
       この文書を見せてください。
       また、けが等で出血している方や出血しやすい方は、医師に申し出てください。

       発疹・かゆみ等の過敏症状や、気になる症状が現れた時には服用を中止し、
       医師か薬剤師に相談して下さい。




カロナール錠200mg 疼痛時 1日3回まで

効能:痛みや発熱を抑える薬です

注意事項:飲み合わせに注意が必要な薬があります。
       他の医療機関で診察を受けたり、薬局で薬を購入する際には、
       この文書を見せてください。

       発疹・かゆみ等の過敏症状や、気になる症状が現れた時には服用を中止し、
       医師か薬剤師に相談して下さい。

       飲酒により、薬の作用が強く出ることがありますので控えて下さい。      



これからの生活では
薬は欠かせないものとなってくる。。。

さっそく小分けの出来るピルケースを買ってきた。
  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)診断後