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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2013年04月22日

特定疾患医療受給者証についての補足☆

前回の補足。


この病気は公費対象の特定疾患であり、
ある一定以上の症状がある場合
もしくは手術が決まった段階で申請が可能になる。

前回の手術前に申請し、
審査が下りて届いた受給者証。



自分の場合

外来 1,120円
入院 2,250円が 月額の限度額。

なので退院時に精算する金額も上記の金額。

ちなみに・・・
前回の手術で
仮に受給者証が無かった場合。
146,387点×10円=1,463,870円
この金額×自己負担率30%・・・となっていた。


この受給者証はこの病気に関しての処方薬にも適用される。

また、有効開始日は窓口で申請書を受理された日となるため、
有効開始日から受給者証が手元に届くまでの期間に
病院もしくは調剤薬局の窓口で支払ったお金は
後日受給者証を提示すると限度額を超えた分がその場で還元される。

詳しくは各自治体の難病対策等の窓口へ相談すると良いと思う。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(4)再手術

2013年04月20日

特定疾患医療受給者証☆

4月17日


勤務先にて手術日程などについて詳しい報告。

前回の手術時、
仕事復帰は少し早かったかな、と感じた教訓から
念のため、仕事復帰までは3か月程度はかかる見込みと話した。

そのあと、ちょうど担当医が外来に居る曜日だったので
地元のO総合病院へ向かった。

S大学病院の診察でのH准教授の見解を報告するとともに
処方薬が切れたので処方箋をもらうためだ。


外来予約終了間際を狙って行ったけど
順番が来るまでには軽く一時間を要した。

F医師に手術日程等も含めて一通り報告。

S大学病院からは服用が必要な薬は
入院時に全て持参してくるように言われていたのでその旨をF医師に話すと、
処方可能な最長日数分を出しときましょうとF医師。

98日分を処方してもらった。

結果病院での会計は410円。

調剤薬局での会計は12,580円。。。

見たことのない請求金額にびっくり。
持ち金では足りずにカード精算。。。

そして山ほどの薬をもらってきた。



その足で保健所の窓口へ。

特定疾患医療受給者証の申請についての説明を受け、書類をもらってきた。

前回の申請は5年前。
症状がなくなったので更新はしておらず
今回は新規の申請となる。

申請について勘違いをしていたことが2つあった。

一つは申請に必要な源泉徴収票は
6月末までの申請の場合平成24年度ではなく
平成23年度のものであるということ。
平成24年度のものを破棄して
平成23年度のものを保管しておいた妻のファインプレーで
ある意味 結果オーライ(笑)

もう一つは、
受給者証の有効開始日は、
審査が下りて承認された日ではなく
窓口に申し込み申請を全て提出・受理された日から有効になるということ。

日程的に少しは余裕が出来てホッとした。

何せ あと10日ほどでGWに突入し
GW明けの5月10日と14日は東京へ行って検査・診察。
その後 入院日までは2週間しかない。

1か月半あると思っていても
あっという間にその日は来てしまうことになるだろう。


午後 会社へ戻り
PCから5月10日・14日の新幹線の切符を予約。

通常 自由席で往復約15,000円かかるところ
約10,700円で予約完了。

知らないのと知っているのとでは大違い。
ランチ&お土産代くらい楽に浮く計算だ。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(2)再手術

2013年04月18日

再手術決定  Part.3☆

前回の続き。


病院を出て妻へ電話を入れるも
仕事が忙しいようで出られないようだ。

とりあえず病院を出てすぐの店でランチ。

二週間前はとにかく時間がなく
慌てて入った怪しい店で怪しい牛丼を掻き込んだ結果、大失敗。。。

今回は別の店で若干吟味して選んだ油淋鳥定食。
お替り自由でコスパもgood☆


食事を終えて再度電話を入れても
またもや繋がらず。。。

速報でメールを送っておいたので
とりあえずは ま、いいか。

さて帰りの新幹線の時間まであと3時間半くらい。

逆サイドだけど自分が好きな新宿方面をぶらりとするか、
それともスカイツリー方面へリベンジするか。

後者を選び東京駅へ。

そこからシャトルバスで一路スカイツリータウンへGO!


一人スカイツリータウン。



到着したのはいいけれど
一人で展望台に上るのもなんだし。。。

一人水族館というには少々時間が無いし。

悩んでいたところようやく妻と電話が繋がり
いろんな話をすることが出来た。

また、水族館は退院時にみんなでリベンジしようということになった。


なのでソラマチをのんびり探索。

で、少々早めに東京駅へ戻った。

お土産を買い、スタバで休憩。

ホッと一息ついた。

帰りの新幹線では
前回の手術時にいろいろと心配をおかけした方たちへ報告のメールを送ったり、
ブログを書いたりしているうちに、あっという間に地元の駅に到着した。

途中 ジムに立ち寄りサウナと風呂だけ入った。

早い時間だったのでサウナは貸し切り状態。
今日一日を振り返った。

あまりにトントン拍子に進んでしまい、
まだ頭の中が付いてこないようだ。

考え出したら恐怖心に襲われちゃうんだろうな。

自力で自宅まで帰れるようになるんだろうか。

手術の日程がだんだん近づいてきたら、
もしかしたら怖くて逃げ出しちゃうかも。


お土産は東京駅で買った限定品『塩キャラメルロールケーキ』



子どもたちにはイマイチ不評。。。
でも、ママさん絶賛だったので良かった。




ネットで検索していたら
参考になりそうな手術の映像を見つけたので載せてみる。

かなり衝撃的だけど
どの部分をどう施術しているのかは少々わかりにくいかも。

ご覧になる方は心して観るように。

衝撃的映像はコチラ
http://www.youtube.com/watch?v=zYtQ01h1cl8

  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)再手術

2013年04月17日

再手術決定  Part.2☆

昨日の続き。


H医師は術前に行わなければならない数々の検査の予約を
淡々と入力ている。

その間 看護師からいくつかの確認事項について質問を受けた。

手術は若手のS医師がメインで執刀するらしい。

昨日もちょうど同じ手術を、
私とのコンビで無事終えたんですよ、とH医師。

腕は確かなものがあるとH医師は太鼓判を押している。


次に現在服用している薬について訊かれたので、
薬手帳を渡して確認してもらった。

地元のO総合病院で処方してもらっていた薬がちょうど切れてしまったので、
こちらで処方してもらえないか、とお願いしてみた。

しかし、いずれ術後のアフターケアは前回同様地元の病院になるのだから、
今回の経緯についての報告も兼ねて地元で処方してもらうようにとH医師。

・・・明日もまた病院か。。。



前回同様、一部の薬については
手術前に服用を中止しなくてはならない。

部屋を移動して、担当薬剤師と確認し説明を受けた。

最後に処置室に移り、
担当看護師から入院するにあたっての注意事項と
今後のスケジュールについて説明があった。

次回は5月10日(金)
自己血の採血
心臓スクリーニング
麻酔科呼吸機能検査 等の検査

翌週5月14日(火)
午前にH医師による手術前最後の外来診察。
午後にはS医師と初の顔合わせを兼ねた診察。

そして5月30日(木)に入院
6月3日(月)に手術という運びとなる。

看護師がこれらのスケジュール説明をしているが、
あまりにトントン拍子に事が進んでしまい
自分の頭の中の整理がつかない。

まるで遠い世界での出来事のよう。

そもそも、どうしてこんな風になってしまったんだろう。

あまり考えると、涙が出てきそうだ。



全ての書類を手にし、
診察代¥210を精算して病院を出た。


・・・そこで肝心なことを思い出した。

公費適用とするための
特定疾患医療受給者証の申請に必要な
臨床個人調査票の記入作成をお願いするのを忘れた。

というか、書類自体を持ってきていない。。。

でも、便利な世の中になったものだ。

スマホから、難病情報センターへアクセスし
記入原紙のPDFデータをダウンロード。

次にセブン&アイのネットプリントのアプリをダウンロード。

先ほどのPDFデータをマイページに登録し、
病院そばのセブンイレブンへGO。

マルチプリンターから原紙を印刷出力。

ものの10分で書類をGET。

再度 整形外科の受付へ行き
書類作成依頼の手続きを完了。

次回 検査時に引き渡し可能とのこと。

危なかった。

手続きをし忘れたら えらいことになってしまう。

この時点でちょうど昼の12時。

帰りの新幹線は16時20分。

さてと、どうしようか。

  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(2)再手術

2013年04月16日

再手術決定  Part.1☆

4月16日


症状の悪化が激しいため、
急きょ予定を前倒ししてS大学病院へ行ってきた。

ネットで新幹線の切符を予約すると
便によっては15%も安くなることを初めて知った。

せっかくなので該当する便を利用。
当初の予定よりひと便遅れだったけど、
予約時間7分前に受け付けすることが出来た。


30分後、名前が呼ばれ診察室に入った。

前回の診察から2週間しか経っていなかったので、
さすがにH医師も覚えてくれていた。

相変わらずの混雑具合で、
前日に急きょ予約が取れたのは奇跡に近いらしいとのこと。

医師が前回の検査データを検索している間に、
ここ数日の症状悪化について医師に伝えた。

それ加えて、
仕事の面で自分がおかれている状況や、
悩んだ結果 自分が早期に再手術を希望していることなど、
自分の思っていること全てを話すことが出来た。


H医師は少し考えたのち、
びっしりと予定が書き込まれている手術ノートをめくり始めた。

結果、現時点で可能な最短の日程
5月30日に入院
6月 3日に手術と決まった。

手術の方法は前回の後方からとは異なり、
頚椎の前方徐圧固定術。

首の前側から切り開き
頚椎4〜7番の裏側にある患部
骨化している靭帯を直接削り取る。

そして自分のスネの外側を切り開き 腓骨を取り出して、
削った頚椎を移植し補強するという。

結構な大手術になるらしい。


腓骨を取り出して補強するという方法は、
頻繁に行われている最もポピュラーな方法らしい。

腓骨と言われても
なかなかピンと来ないので
わかりやすいイラストを見つけたので添付してみる。



術後は相当に喉が腫れるので
ICUに入ることになるらしい。

脚も切るということで、
しばらくは寝たきりか松葉杖で、
ということになるのかな。


ちょっと想像しただけで・・・泣きたい。。。



どうやら
地元での楽天戦は行けそうになくなった。

また一つ楽しみが消えてしまった。


でも来月の娘の運動会は見に行ける。

それだけでも良しとしよう。



手術をしないで
もうしばらく様子をみる道もある。

でもその場合
今の仕事を続けることは出来ないし、
この先ずっと痛みに耐え続けなければならない。
もちろん自然に治ることもない。

仮に20年後
もし自分が60代半ばだったら
そういう道を選んでいたかもしれない。


H医師は、
この術式は年齢が若いうちの方が良い。
それに自分の場合
後湾曲している形状から、
その方法でないと
また数年で再手術を繰り返さなければならない確率が高い、という。

じゃあ いつやるの?
今でしょ!

まさにそんな思いだ(笑)


続く。

  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)再手術

2013年04月15日

右腕の激痛☆

4月12日

一昨日から両腕がとても重く感じる。
車の運転が出来なくなる程ではないにしても、
手を上に上げるのがとてもしんどい。

それに、腕の上部と左太ももがピリピリしている。
もしもフグにあたったら・・・
きっとこんな感じがするのではないだろうか、
そう感じてしまうくらいの刺激がある。

夕方になるとさらに変化があった。

今まではしびれと痛み、どちらも左側だけだった。
しかしついに、右の肩甲骨から右手人差し指に掛けて、
激しい痛みが襲いかかってきた。

どうやらピリピリしていたのは、
この痛みの前兆だったのだろうか。

ペンを持つ手に力が入らず文字が書けない。

家に帰って夕食を食べようとしても、
箸を持つ手に力が入らない。

それに伴い右の太ももの外側に突っ張っている感じがする。

今までは症状が出たのは左側だけだったので、
日常生活に大きな支障をきたすことはなかった。

それが右側も、ということになると、
そうはいかない。

この先どうなってしまうんだろう。

痛みの症状とともに、
大きな恐怖感が襲いかかってきた。



4月14日

庭の桜が満開となり、
友人たちを集めて恒例の花見&バーベキューを開催した。



久しぶりに会う友人たちと
楽しい酒を呑むことが出来た。

最後の晩餐にならなければ良いが。


しかしこの日も
一時期の激痛は引いたものの、
相変わらず力が入りにくい。

コップは平気だけどジョッキはつらい、
まさにそんな感じ(笑)

現在、しびれと痛みは左右の背中、腕から指先、
それと左脚に及んでいる。

こんな状態のままで
あと何ヵ月も持つのだろうか。

やはり勤務先のBossが言うように
来月末の診察を前倒しするしかないのか。

夜になり、
mixiで初期の頃から付き合いのあった友人が
亡くなったとの知らせがあった。

肺癌のため昨年から入院していて、
今年に入っても競馬予想のやり取りをしていた優しい兄貴分だったのに。

心からご冥福をお祈りいたします。



4月15日

勤務先のBossへ病状の報告。

そしてS大学病院の予約センターに電話を入れ、
来月28日の診察予約を明日4月16日に前倒しした。

よって明日4月16日の診察により、
今後のスケジュールがある程度明確になりそうだ。
  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)再発?

2013年04月11日

ダメなものはダメだもの☆

病気のことを知った人から最近よく、
『大丈夫ですか?』と聞かれる。

その時は必ず『ダメです!』と答える。

遠慮して微笑みながら
『大丈夫です!』などとは決して言わない。

そう言われた方は少し驚くようだけど、
ダメなものはダメなんだから仕方がない。

どうして人は
『大丈夫ですか?』って聞くんだろう。。。



先週末、
昨年から本格的に立ち上げたソフトボールチームに、
今シーズンは休会し会計係も辞退する連絡を取った。

そして一昨日、
昨年の6月から再開していたジム通いを
今月一杯で退会する手続きを終えた。

こうしてこの先も
楽しみにしていることを
どんどんもぎ取られていく日々が続くんだろうな。

そんな一昨日の夜、
せっかくジムに来たのに
退会手続きだけで帰るのももったいないので、
エアロバイクを20分だけ漕いでみた。

もちろん負荷も時間も、
今までよりも軽く。

レッスンを終えてきた友人と、
世間話に花が咲く。

あと此処に来れるのも三週間かぁ、
などと考えながら1フロアしたのプールへ移動。

階段を下りようとしたその時アクシデント発生。



両脚が言うことを利かなくなり立ち往生。。。

太ももが痙攣し始めたのだ。

とうとう来たか、と覚悟を決めた。

深呼吸して太ももを擦り
よろけながらも何とかサウナまで移動。

どうやら太ももが攣っただけのようだった。

ほっと一安心。


そして昨日
営業のため隣の市へと車を運転した帰り、
両腕が徐々に重くなり力が入らなくなった。

こんなに両腕が重いと感じたのは初めて。

やっとの思いでハンドルを切り
そばにあったコンビニで休憩。

この時も両腕をしばらく擦ったら
徐々に力を取り戻したので運転再開。


そして今日。

力は戻りつつあるけど
両腕と両脚がピリピリと常に電気が走っている感じ。


なんか日に日に弱っていくなぁと消沈。

5年前に発症した時とは
症状の程度や箇所、経過の速度も明らかに違う。

勤務先からは
何かあったらお互いに大変だから
次回診察と手術を前倒しするよう出来ないか?とも言われる次第。

自分の身体と相談するのがまずは第一だけど、
どうするか結論を迫られているのもたしか。

さぁ、どうする?俺!


とりあえず
今週末は待ちに待った楽しいイベント。
大好きな仲間たちとワイワイ楽しもう。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(2)再発?

2013年04月06日

3年ぶりのS大学病院 Part.5☆

前回の続き。


うん。やっぱり増殖してるなぁ。

ただなぁ
自然に悪化して症状が出たのならすぐに手術を考えてもいいけど
転倒など突発的なアクシデントで症状が一時的に出ているのかもしれないし・・・

やはり少し様子を見ましょうよ。

若くて腕のいい先生はたくさんいるから
どのタイミングでも手術は出来ますから。

H医師は漂々と語る。


ということで、
次回診察は5月28日(火)に決まった。

今後の治療などの方向やスケジュール等についてはこの日に決まる予定。

前回の手術・入院経験を踏まえ
特定疾患医療受給者証の手続きやその他、仕事や心の準備まで
この期間にある程度しておかなければならない。


前回までと同様に
CTの画像をA4のコピー用紙にプリントアウトしてもらった。


最後に薬の確認。

5年前にもらっていた薬を今回新たに追加された。

メコバラミン錠500 1錠 1日3回 毎食後服用
(ジェネリック:メチコバール錠)

・ビタミンB12製剤で、末梢神経障害の治療薬です。
・ビタミンB12欠乏症に補給する目的で用いられます。
・手足などのしびれ、痛み、筋力の低下などがおこっている末梢神経障害を改善します。
・まれにお腹の調子が悪くなることがあります。


現在服用している薬については
地元のO総合病院で処方するよう、
今回の診察結果も合わせてO総合病院のF医師に
お手紙を出しておきますね、とH医師。


1階へ下り、精算をする。
今回かかったお金は約14,000円。

初診と検査、その結果説明まで
一日で済んだと思えば仕方ないか。


最寄りの駅に着いたのが16時。

妻に電話を入れ、報告。
帰りは高速バスで帰ることを告げた。

時間がギリギリだったため
ろくな食事も出来ないまま高速バス乗り場がある代々木へ。

地元郡山へ着いたのが22時少し前。


詳しくいことは明日説明するとして、
途中 勤務先へ診察結果をメールで報告。


ジムに立ち寄ってサウナと入浴。
帰りにフロントにて種別変更や退会の手続きについて再確認。


こうして長い一日が終わった。


ということで、次回診察5月28日(火)の8時半。

そこで今後の運命は決まる。

それまで事故等アクシデントが無いように
充分気を付けなければならない。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(2)再発?

2013年04月05日

3年ぶりのS大学病院 Part.4☆

前回の続き。


H医師からの、『再手術』という予期せぬ言葉が出た。

未定とはいえ具体的な日程を告げられるとやはり動揺するものだ。

カラーはやはり着けておいたほうが良いですね。
上を向いたり、長い時間下を向いたりすると
脊髄を強く圧迫してしまうのでよろしくないですね、
そうH医師は注意事項を説明している。


でも・・・後ろを一回広げてあるから・・・
H医師は画像をいろいろと切り替えながら そう呟く。

確かに地元の病院のF医師も言っていたが、
頚椎の後方は前回の手術でかなり広げられており、
MRIを見る限りでは充分なスペースは確保されているように見えた。

この短期間でこれだけ骨化巣が増えているということは、
同じ手術をしてもまた4~5年ごとに再手術を繰り返すということなのだろうか。

ここで ずっと疑問に思っていたことを質問してみる。

『再手術となれば術式は前回と同じ方式になるのですか?』


H医師は答える。

前回は6個の頚椎を上から左右を互い違いに切り込みを入れて開き、
脊柱管を広げました。

同じ骨をもう一度、今度は逆側を切って開くことは可能です。

ただし、場合によっては後ろ側をそっくりと取り除くことになるかもしれない。

例えると、脊髄をガードする屋根を取っ払ってしまうということ。

この場合、日常生活していく上でかなり制限されるので
何かと大変かもしれないですね。

もしくは前方から、という方法もあります。

この場合は大変な手術なんですよ。

前方から穴を開けて
骨の裏側を削り取るんです。

後湾曲しているので前方からの方が効果はあるんですよね。

ただし、その場合は自分の骨盤の一部を切り取って
穴をあけた箇所に移植して塞ぐんです。

年齢と環境を考えると・・・
そこまで思い切ってやってあげた方が良いような気がします。

長い今後を考えると、
不安の種は消した方が良いと思いますよ。



やっぱり次回は前方から・・・

勤務先の社長と、次回はもしかしたら・・・と予想だけはしていたけど
いざ具体的に示されるとさらに動揺。。。


※前方からの手術の方法については、
まぁまぁ屋さんのサイトの中にある 後縦靭帯骨化症 OPLL 

さらにその中にある手術の画像・傷の画像・頚椎固定具の画像

※術式は若干異なるものの大いに参考になります。
(ただしとてもリアルで衝撃的な画像なので、見る際には心して見てください。)





  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)再発?

2013年04月04日

3年ぶりのS大学病院 Part.3☆

毎朝 ベッドで目が覚めるたびに、
いままでの症状は気のせい・・・
すべて夢の中での出来事だったら・・・

気合いを入れて起き上ると
しびれと激痛が襲いかかり 
そんな願いは無残にも打ち砕かれる。


では、前回の続き。

CT検査室のロビー入り、ここでもしばし順番を待つ。
CTを撮るのはちょうど3年ぶり。
20分くらいで名前が呼ばれ検査室へ。

横になり 撮影。
正味3分もかからず終了。 

整形外科のフロアへ移動し
受付で検査の終了を報告。

また診察室の前で待機。

この時点ですでに15時を過ぎている。

30分くらい待っただろうか。
ようやく名前を呼ばれ診察室の中へ。

H医師は先ほど撮影したCTの画像を
モニターに映し出す作業をしていた。
奥の椅子には以前から見覚えのあるもう1人の医師が座っていた。

画像が表示され、3人で画面に見入る。

MRIで黒く写っていた位置を確認したのち
CT画像に切り替える。
隣の画面には3年前のCT画像。

並べて比較すると同時に、
これはやっぱり骨化巣が増殖してますね、とH医師。

骨化してる靭帯が、もう明らかに厚みを増してますよ、と続ける。

自分の目にも明らかにそれがわかった。

こんなに?
術後4年でこんなに増えるの?

驚きと、やっぱり。。。という思いで少々動揺。

相反して、この画像で見られる状況が、
自分のこの首の骨の内側で起こっていることとは
すぐには想像出来なかった。


その画像は以下の通り。


2010年4月(3年前)


2013年4月(現在)


2010年4月(3年前)


2013年4月(現在) (上の画像とは一段違い)


丸で囲った部分
頚椎に沿って写っている白いところが靭帯が骨化している箇所になる。
健常な人にはこの白い部分が無い。

この骨化した靭帯が脊髄を圧迫している。
左の背中から手、腰から足先までのしびれと痛みの原因がこれ。
で、一度骨化した靭帯は、もう自然に元に戻ることは無い。

ちなみに自分は頚椎が後湾曲しており、
通常の人とはカーブが逆になっている。



このしびれと痛みが再発した原因がこれで分かった。

症状が強くなっているのに
原因がわからないというのは最悪。

分かっただけでも時間をかけた価値は大きい。

医師の説明を待つ。

んー
でもしびれが出ただけで手術というのも早計だし・・・
やっぱり少しの期間 ネックカラーを付けて安静にし様子をみたいですね。

ま、それはそれとして
手術の予約だけでも押さえておきましょうか?
えーと、6月あたりに、とH医師。


えっ?6月に手術?

激しく動揺。。。


真っ先に頭に浮かんだのが
6月に地元で開催される楽天vsソフトバンクの試合。
来週発売されるそのチケットを買っていいものかどうか。

そのくらい動揺(笑)


さらに医師の説明は続いた。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)再発?

2013年04月03日

3年ぶりのS大学病院 Part.2 ☆

前回の続き。


いよいよ順番が回ってきた。
H医師とは3年ぶりのご対面だ。

携帯電話のボイスレコーダー画面を出し
録音のボタンをタッチ。
診察室へ入った。

2つのモニターには持ち込んだMRIのデータと
先ほど撮影してきたレントゲン写真が映し出されている。
H医師はカルテの確認をしていた。

前回最後の診察がH22年の4月
ギリギリ3年以内で記録が残っていたので
カルテも用意に引っ張り出せたそうだ。

挨拶をし、病状を 経緯を交えて一通り説明した。

H医師は自分の説明に耳を傾けながら
カルテと画像を確認している。

しびれの症状を説明している時の会話の中で、
H医師は以下のように話をしている。

ネックカラーについては、
手術後 一定期間を経過すれば装着の必要はなく
首の筋肉をトレーニングするなどして
なるべく自分の力で生活出来るようにする必要があります。

それはわかっている。
でも症状が出た時はどうなんだろう。。。

医師はそのような話をしている途中で
何かに気付いたようにMRI画像の一部を拡大して見入った。

ここ、脊柱管が狭くなっている?
黒く見える部分がこの辺りだけ大きくなっているよね。
郡山の病院ではこのことの説明はありませんでしたか?

特にそのような説明は無かったと答えた。


ヘルニアかなぁ。骨化症かヘルニアか。。。
微妙なところだなぁ、滑って転んで症状が出たとしたら
ヘルニアという線も充分に考えられるとH医師。


どちらもMRIでは黒く写るので判断は難しいらしい。

ヘルニア?
それは全く予想していなかった。

後縦靭帯骨化症なら難病であり
手術の際には公費適用となるけど、
ヘルニアとなればそうはいかない。
意外と冷静なのか
そのようなことが真っ先に頭に浮かんだ。


CTではヘルニアはグレーに、
骨化部分は白く写るのでMRI画像と並べて比較したいとのこと。

このあと 急きょ緊急扱いでCTを撮ることになった。

その前に お決まりのグーパーテストや力比べ、
反射など一通りのテストを行った。

いずれにしても、しびれが出ただけですぐに手術という訳にもいかない。
ましてや一度後ろから手術をしているので、
一定期間ネックカラーをするなど安静にして
どのくらい症状が回復するのかを確認してから
その後どうするのが良いか判断することになると思いますよ。
そのように医師は補足をした。

診察室を出て
CT検査室のあるフロアへ向かった。  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)再発?

2013年04月02日

3年ぶりのS大学病院 Part.1 ☆

4月2日

朝からあいにくの小雨がぱらつく。

3年ぶりにS大学病院へ向かうため郡山駅に向かった。

新幹線の時間を記憶違いしたようで、
慌てて切符を購入したのは発車3分前。

何とか予定していた便に乗り込むことが出来た。

久しぶりのH医師との対面を前にして、
前日からどうも落ち着かなかった。

きちんと話が出来るよう
言いたいことや聞きたいことをメモしておいたノートを読み返す。

8時過ぎに東京駅に到着。

さすが東京
この時間でも超満員ラッシュ。
ぎゅうぎゅうに押し込められて
山手線の車両に乗り込む。

しとしとと花散らしの雨が降っていた。

五反田駅の乗り換え口がいつの間にか改装されていた。
床面がツルツルに仕上げられた上に
この雨で濡れていた。

嫌な予感がしたと同時に
向こうから歩いてきたサラリーマンが
凄い音をたてて目の前で派手に転んだ。

そのサラリーマンには気の毒だけど、
自分が今あんな風に転んだら
おそらくえらいことになる。。。
慎重に次の電車に乗り込んだ。


病院の前にある桜は
まだ半分くらいの花が残っていた。

入院棟を見上げる。
久しぶりに見た病院は
とても大きく感じられた。


9時20分
連携受付にて紹介状を渡し
整形外科があるフロアへ。

受付で先日地元の病院でもらった検査データを渡した。

問診票を記入しながら
診察室前でしばし待機。

やがてナースから
診察前に血液とレントゲンの検査をするように との話があり、採血室へ移動。

そのあとは2階の放射線科へ。
待ち合いでは椅子に座りきれないくらい多くの人が呼ばれるのを待っていた。

ようやく名前を呼ばれた頃には
持ってきた漫画本を読み終えていた。

レントゲンは6ポーズを撮影。

再び整形外科のフロアへ移動。
このときすでに11時半を回っていた。

診察順の電光掲示板を見た限り
ここからも長いこと待つことになりそうだ。

その待っている間にこの文章を書いている。
現在12時半を回っている。

順番が回ってくるのはあと一時間くらいはかかるだろう。

早く終われば・・・と期待していたソラマチ探索は、
どうやら次の機会になりそうだ。

  

Posted by けんけん☆ at 20:00Comments(0)再発?