けんけんのＯＰＬＬ(後縦靭帯骨化症)闘病日記☆

6月13日(木) 入院15日目


相変わらず無呼吸は続いている。
装具を着けているので酸素マスクが装着しずらいため、
鼻から酸素を入れるタイプに替わった。
それでもマスクと同様、いくら目の前に大量の酸素があっても、
肝心の呼吸がなければ取り入れることは出来ないのではないか。
素朴な疑問も、無いよりは良いと看護師。


朝の回診でシャワーの許可が出た。
実に11日ぶりだ。

傷口に防水テープを貼り、
濡れても良い装具に付け替え、
ヘルパーさんの介助付きでシャワーを浴びた。
念入りに11日分の汚れを落とした。

午後 教授回診があった。
ドラマ白い巨塔に出てくるシーンと同じだ。
自分のところでは医師から説明を受けた教授が、
この病気について学生に一生懸命説明をしている。
どうやら前回の医師国家差試験に、
この病気についての問題が出たらしい。
その問題に限れば、自分も答えられる自信は相当あるつもりだ。
そのくらい、この病気に関しての資料や文献に目を通している。


夕方になり、装具屋さんが集金に来た。
ちなみにその装具とはこんな感じだ。



装具の調子はどうかと聞きながら、
変なところに当たっていないか確認された。
すると、通常当たるべき箇所ではないちょうど喉仏の上のところに当たっているために、
喉仏が微妙に押されていた。

どうやら体型的にアゴが小さいらしい。
そういえば子どもたちもそうだった。

アゴが収まる部分に当て物をし、
喉仏に当たる箇所を削って調整してもらった。

これがまた、劇的な改善となり、
息苦しさやむせ返りが全く無く
とても快適になった。