けんけんのＯＰＬＬ(後縦靭帯骨化症)闘病日記☆

この道を選んだ道のりを自分なりに振り返ってみた。


自分の仕事は

長時間　車を運転することが多い。

ＰＣに向かう時間も長い。

ヘルメットをかぶって打ち合わせをすることが多い。

窓や建具・金物など　上を向いて打ち合わせをすることが多い。

重いものを運ぶことが多い。

手術を避けながら　爆弾を背負い続けるには最悪に近い環境である。



年齢的なものもある。

回復力は手術の結果に大きく影響する。

それに　自分の人生はまだまだ先がある。



身体にメスを入れることには不思議と抵抗が無い。

でも、手術をしても痛みやしびれは残ると思うし、

もしかしたら今よりも強く出るかもしれない。

そのことについては仕方が無いと思う。

今と同様　耐えるしかない。



一番怖いのが衝撃による脊髄損傷。

ただでさえ負担がかかりやすく衝撃に弱い後湾曲で

しかも脊柱管のスペースが７．５ｍｍという狭さである。


以上が　自分のおかれている状況。



先日、自分が勝手に崇拝している『師匠』が語っていた。

『人間は三者を持っていなければならない。』

三者とは長者、知者、そして医者のこと。

長者、知者からの情報をききまくり調べ倒した。

医者の意見も大いに聞き、大いに疑問を抱き、大いに考えさせられた。


それらの意見に基づいて自分なりに考え、

心から信用出来る医師と出会い、

納得するまで話をし　道が決まった。



『どうしようもなくなったら手術・・・』

あの時　この言葉に疑問を抱かなかったら

道は違っていたと思う。

どの道が自分にとって良かったのか、

それは自分でもわからない。



道が決まるまでは　がむしゃらに突き進んだ。

先日　妻とも話していたのだが、

道が決まってからはガラッと変わった。

あとは『流れ』に身を任せ　手術をただ待つのみ。。。


自分で打てる手は尽くしたと思う。

『人事を尽くして天命を待つ』


もし手術の結果が良くないものだったとしても

きっと後悔はしないと思う。　

自分で納得して選んだ道だから。

この思いは、自分でも少々意外に感じる。

でも・・・きっと　これが自分の性格なんだろう。